グループホームって?
2009年 11月 01日
帰宅願望って介護士にとっては悩みの種だ。
帰りたいって言ったって帰すわけいかないし、説得する行為そのものが端から無理があると思ってしまう。
結局は嘘をつくことになる。
「明日帰れますよ。」とか、「今晩だけでも泊まって生きましょう」とか。
それでも駄目なときは、一緒に外に出て歩く歩く、ひたすら歩き続けた時もあった。
入居者が歩き疲れた頃、ささやいてみる。「明日になれば車で送っていきますよ。」
すると「そんじゃそうしてもらえっかな。」となり、くるっと方向転換し施設に向かうのである。
そんなことが一週間ほど続いた。
そしていつかその方は、自分の家に帰るということを忘れてしまうのである。
家に帰りたいって騒ぎ出す入居者のほうが正常なんだと思う。
もしも自分が自分の家を忘れたらと想像すると、哀しくなる。
でもグループホームに入って新しい問題にも出会った。
自分の家のようになり過ぎて、今度は入居者が施設を自分の家だと思い込んでしまうケースだ。
これは薬の影響もあるかも知れないので何とも断定は出来ないが。
ある時間になると表情が一変し、「何でみんな人の家に押しかけてきてご飯食べていくんだろう。図々しいなぁ。」と呟きはじめてくる。
電気がもったいないと消して廻り、カーテンを閉めて歩く。
テレビや他人の話し声にも敏感になり、他の入居者と言い合いになってしまう。
デイサービスに通ってる方だったら、施設でいっぱい会話して、体操して、ああ疲れたと言って家に帰ればリラックスできる。
でも、ホームの方達は、そこが社交場であり、同時に家でもある。
いつも気を張っていたら疲れてしまう。
しかも田舎の年寄りは、他人と接するのが苦手で不器用で、一人で静かに暮らしていた方達も少なくはない。
そんな方に、大勢の中でいつも笑顔で会話すること自体、無理な要求である。
社交的なことも引き出しながらも、一人一人の個性というか、その人には何が合ってるのかなっていうのも考えていく必要があるのだと思う。
そう考えると、施設の構造もいろいろやり方がありそうな気がする。
ホールと食堂は廊下を挟んで隣同士、付かず離れずというか、見渡せば目の届く範囲の距離で。
例えば、歌やおしゃべりはホールでやって、その輪に入れない方や、歌が苦手な方は食堂で違うことをやって頂く。
そして居室は離れのような位置にして、音がうるさく聞こえないのがいいと思う。
しかし、職員の見守りが出来るようにガラス張りにしておく。
それが無理なら、静かにくつろげる和室のような部屋があればいいと思う。
和室のある施設はあると思うが、たいていは周りの音が聞こえてしまい、くつろげない飾りの部屋となってることが多い。
不穏になったらその静かなスペースで休んでいただくようにする。
職員不足ということもあり、完全な遮断された建物には出来ないと思うが、配置やガラス、ブラインドなどを利用して、一戸の繋がった建物よりは、にぎやかな空間と静かな空間を作った方が、入居者は心が休まる施設ができると思うのだが。
理想をあげればきりがないが、まだまだこれでいいというのは無いから、難しいねぇ~。
帰りたいって言ったって帰すわけいかないし、説得する行為そのものが端から無理があると思ってしまう。
結局は嘘をつくことになる。
「明日帰れますよ。」とか、「今晩だけでも泊まって生きましょう」とか。
それでも駄目なときは、一緒に外に出て歩く歩く、ひたすら歩き続けた時もあった。
入居者が歩き疲れた頃、ささやいてみる。「明日になれば車で送っていきますよ。」
すると「そんじゃそうしてもらえっかな。」となり、くるっと方向転換し施設に向かうのである。
そんなことが一週間ほど続いた。
そしていつかその方は、自分の家に帰るということを忘れてしまうのである。
家に帰りたいって騒ぎ出す入居者のほうが正常なんだと思う。
もしも自分が自分の家を忘れたらと想像すると、哀しくなる。
でもグループホームに入って新しい問題にも出会った。
自分の家のようになり過ぎて、今度は入居者が施設を自分の家だと思い込んでしまうケースだ。
これは薬の影響もあるかも知れないので何とも断定は出来ないが。
ある時間になると表情が一変し、「何でみんな人の家に押しかけてきてご飯食べていくんだろう。図々しいなぁ。」と呟きはじめてくる。
電気がもったいないと消して廻り、カーテンを閉めて歩く。
テレビや他人の話し声にも敏感になり、他の入居者と言い合いになってしまう。
デイサービスに通ってる方だったら、施設でいっぱい会話して、体操して、ああ疲れたと言って家に帰ればリラックスできる。
でも、ホームの方達は、そこが社交場であり、同時に家でもある。
いつも気を張っていたら疲れてしまう。
しかも田舎の年寄りは、他人と接するのが苦手で不器用で、一人で静かに暮らしていた方達も少なくはない。
そんな方に、大勢の中でいつも笑顔で会話すること自体、無理な要求である。
社交的なことも引き出しながらも、一人一人の個性というか、その人には何が合ってるのかなっていうのも考えていく必要があるのだと思う。
そう考えると、施設の構造もいろいろやり方がありそうな気がする。
ホールと食堂は廊下を挟んで隣同士、付かず離れずというか、見渡せば目の届く範囲の距離で。
例えば、歌やおしゃべりはホールでやって、その輪に入れない方や、歌が苦手な方は食堂で違うことをやって頂く。
そして居室は離れのような位置にして、音がうるさく聞こえないのがいいと思う。
しかし、職員の見守りが出来るようにガラス張りにしておく。
それが無理なら、静かにくつろげる和室のような部屋があればいいと思う。
和室のある施設はあると思うが、たいていは周りの音が聞こえてしまい、くつろげない飾りの部屋となってることが多い。
不穏になったらその静かなスペースで休んでいただくようにする。
職員不足ということもあり、完全な遮断された建物には出来ないと思うが、配置やガラス、ブラインドなどを利用して、一戸の繋がった建物よりは、にぎやかな空間と静かな空間を作った方が、入居者は心が休まる施設ができると思うのだが。
理想をあげればきりがないが、まだまだこれでいいというのは無いから、難しいねぇ~。
なかなか難しい問題ですね。
雑誌で介護特集をやっていたとき、在宅ケアが今後、ますます増えていくので、ケアする人のケアをテーマに取り上げました。
これから別の媒体で、また介護についてやっていきたいなーと思っていますので、現場の生の声はとても参考になります。
雑誌で介護特集をやっていたとき、在宅ケアが今後、ますます増えていくので、ケアする人のケアをテーマに取り上げました。
これから別の媒体で、また介護についてやっていきたいなーと思っていますので、現場の生の声はとても参考になります。
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by johgo-009
| 2009-11-01 19:49
| 泣き虫ケアワーカー
|
Comments(1)

